気になる症状
性感染症にはさまざまな症状がありますが、一般的な症状を以下に示します。
異常な分泌物
陰部や尿道からの異常な分泌物がある場合、クラミジア、淋病、トリコモナス症、カンジタ症、マイコプラズマ・ウレアプラズマなどの性感染症の可能性があります。分泌物が変色していたり、異臭がある場合も 注意が必要です。
痛みやかゆみ
性器や尿道の痛みやかゆみがある場合、クラミジア、淋病、ヘルペス、尖圭コンジローマ(性病性いぼ)カンジタ症、マイコプラズマ・ウレアプラズマなどが原因である可能性があります。
溶連菌咽頭炎
尿道の炎症や痛み、口腔内に発生する細菌感染症でオーラルセックスによってクラミジアや淋病、マイコプラズマ・ウレアプラズマが感染することがあります。のどの痛み、発熱、食欲不振などが症状として現れる場合があります。
尿道の症状
頻尿、排尿困難などがある場合、クラミジア、淋病、トリコモナス症、尖圭コンジローマ、マイコプラズマ・ウレアプラズマなどが原因である可能性があります。
これらの症状がある場合は、適切な検査や治療を受ける必要があります。
また、一部の性感染症では症状が現れないこともあります。
例えば、クラミジアや淋病などは無症状であることがありますが、それでも感染を他の人に広げます。
症状が現れない場合でも、自分自身とパートナーの健康を守るために適切な予防策を実践し、定期的な検査を受けることが重要です。